AIによるリモートテストシステム「Remoty AI+」を2020年9月より販売開始
Live Proctoring with AI
皆様、こんにちわ。CBTS代表の野口です。
当社では、この度2020年度9月よりかねてより案内をさせていただいておりました、Webカメラの動画撮影による遠隔監視でのWebテストに、本人確認や不正行為確認の試験監督業務をAIが行うリモートテストシステム『Remoty AI+(リモティAIプラス)』の製品発表を本日(2020年7月21日)行わせていただきました。
プレスリリース】(株)CBTソリューションズが(株)ユーザーローカルと共同開発 AIによるリモートテストシステム「Remoty AI+」を発表
本製品は、コロナ禍時代において従来のように大多数の受験者を収容し一斉に試験実施を行うことが困難な中、自宅や企業内などでWebテストシステムを導入したいというニーズに応えるための製品となっています。

Remoty AI+の主な特徴
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- 替え玉防止機能
- 受験者が同一人物かをAIが判定。事前登録した人物が最後まで入れ替わりなく受験しているかを検知。
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- 人数判定機能
- 画面内に複数の人物がいるとAIが検知。教室等の利用で複数人を許容する場合は、この値を無視することも可能。
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- カンニング検知
- 受験者が画面を見ていない・手の動作がおかしい等、不正行為と思われる行動をAIが検知。
また、当社のIBT製品における機能は当然に標準装備されております。
- Webカメラによる遠隔監視。
- AIによる不正検知。不正部分の前後の動画の確認が可能。
- 録画機能の確認。一斉サムネイルの確認も可能。
- 当社(CBTソリューションズ) Webテストシステムの全機能が利用可能。
- 問題登録、編集、管理
- Web出題(択一、択多、セット問題、穴埋め、記述)
- 動画・音声・画像を含む対応
- 多彩な出題形式(ランダム出題、セット出題、固定出題、AI出題、CAT)
- 自動採点(分野、総合)
- セキュリティ管理(データ暗号化、SSL通信等)
- 管理画面による受験者ステータス管理(監視記録によるステータス管理機能等含)
..etc

なお、本製品のAI部分について、AI分野において実績のある(株)ユーザーローカール社に共同開発にて提供をいただいており、信頼性あるデータを提供できる形が実現しております。
このコロナ禍の時代において、試験業界は会場での試験実施がとても困難な状況にあります。Webでのリモート監視ができる試験システムは本課題の解決策の一つでありますが、替え玉受験などの不正受験が可能であったため、これまで積極的な導入が困難でした。
今回、この課題を解決できるソリューション「Remoty AI+」の提供ができることは非常に価値があると考えています。
従来の遠隔監視テストであれば、例えば100分の試験を1000人が受験した場合、その全ての動画を確認するのに、100分×1000人=10万分(1666時間)をかけて監視しなくてはならないため非現実的でした。
この部分をAIが判定することで大幅な作業時間短縮とコスト削減が可能となりました。また、AIが異常と判定した部分についての前後数秒の動画を確認できる機能により、AIだけでなく人間の目視と併せて確認する場合でも大幅に時間を短縮して試験監督を行うことができます。
AI+Webテストの組み合わせによる遠隔監視機能が、このコロナ禍の試験運営問題を解決する具体的なソリューションとして、業界の助けになればと考えております。
なお、本製品は既に引き合い状況が非常に多いため、初年度の提供は複数社に限定させていただく形となりそうです。本製品の導入にご興味のある団体様はなるべくお早めに当社営業部までお問い合わせいただければと存じます。