株式会社CBT-Solutions

Case study

導入事例

一般財団法人 家電製品協会 様
「家電製品アドバイザー」「家電製品エンジニア」

更新制度まで含めたすべての試験制度の事業改革を実現し、受験者増に成功。CBTソリューションズ社は、信頼できるベストパートナーとして、いつも真摯に支え続けてくれました。

消費者をリードできる家電製品のプロフェッショナルとなる人材を育てるには、変わり続ける家電業界に対応した学習や仕組みを提供する持続可能な体制が必要でした

「家電製品アドバイザー資格」「家電製品エンジニア資格」は、デジタル化が進む中で、家電製品の販売・営業に従事する方や設置や修理などの業務に携わる方向けの知識や技能を測る資格として2001年に誕生しました。家電業界では広く活用され、これまでに延べ15万人の方が受験していました。
しかし、資格導入時から10年以上が経過し、家電製品を取り巻く環境が激変、家電の事業ドメインの再定義が必要になってきている中、私共の資格制度も変革の時が迫っていました。「家電製品アドバイザー資格」と「家電製品エンジニア資格」が、日々変わり続ける家電業界の「共通語」として知識の土台となり、時代に適合した情報と学習を提供するためには、私共の持続可能性が問われているのだと、改めて強く認識しました。時代の大きなうねりに真正面から取り組もうと、2012年、抜本的事業改革に着手しました。 
資格体系概念図













▲資格体系概念図

事業改革の遂行と共に、顧客の信頼を得て、受験者数が急拡大。運用プロセスの進化による業務の合理化とユーザーの利便性向上があってこそ可能なことでした。

家電業界に対応する学習内容や、試験問題、制度を整えるにはヒューマンリソースが必要です。そこで、これまでの事業構造を一新し、外部のパートナーと積極的に連携することで制度改革に必要な人材確保を行おうと考えました。
CBTソリューションズ社とのお取引は、2012年3月からです。試験の当日運営委託というアナログ業務がパートナーシップのスタートでした。さらに関係性を深めデジタルの業務へと幅が広がり、2013年11月からはASP管理システムを基幹システムとして導入し、紙と並行して運用を行っていきました。ASP管理システムを導入することで、受験者のプロファイルをきちんと持てるようになり、効率的にかつ精緻に受験者データを一元管理できるようになりました。このことが特に資格更新制度の運用を著しく向上させました。進化し続ける家電の領域で、常に新しい知識を得て、適切に消費者を導いていくことは、家電製品の販売・営業に従事する方々の大きな使命です。資格更新制度の導入は、このような使命を後押しするものと考えています。
現在では、Web申込に統一しており、試験運営がさらに合理化し顧客サービスが向上したことから、効率的で安定した運営が可能となりました。また、以前から強いニーズがあった団体受験申請にも対応ができるようになり、企業の人事制度の一つとしても、この試験が導入される事例が増加し、結果として受験者増につながりました。 
管理画面













▲「受験者」「試験会場」「受験料」「資格更新情報などの受験履歴」などの情報をすべて一元管理できる管理システム

運営業務の改善とシステム構築の両立は、至難の業です。アナログ業務とシステム開発を事業ドメインとしているCBTソリューションズ社だからこそ、成功できました。

CBTソリューションズ社へは、システム導入だけでなく、試験の試験会場の手配から当日の運営、合格認定証の発送に至る一連の試験運営業務を委託しています。実は、運営業務という人の手間のかかるアナログ業務とシステム開発の両方を事業ドメインとしている会社は、私の知る限りほとんどありません。CBTソリューションズ社の強みのひとつは、自ら経験したアナログ業務をシステム化していることにあると思います。試験運営業務への深い理解があるので、私共の悩んでいること、改善したいことに対して、具体的な処方箋を提示してくれました。
EX等級認定証データ-02










▲CBTソリューションズ社に発行・発送を委託しているエグゼクティブ等級ゴールド認定証(例)

合理化で生み出されたリソースを活用することで、技術進歩の速度に合わせた学習教材の充実や制度が推進でき、受験者数も右肩上がりに伸びていきました。今では、新たな価値を提供すべく、新規事業の準備にも取り組むことが可能な体制となっています。
 新しいシステムの導入にあたっては、もちろん、乗り越えなければならない大きな課題がありました。そのような中でもCBTソリューションズ社はいつも全力で課題に取り組み、非常に困難な課題に対しても真摯に向き合ってくれました。今では、駆け引きなしで付き合える関係性が構築されています。 
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▲社内リソースの活用により発行が実現した「家電製品アドバイザー参考書・問題集」の数々

事業の再構築・制度改革を目指す我々にとって、実績や技術力を超える、どんな課題にも真剣に取り組む誠実さが何よりも重要でした。

今後の新規事業展開ですが、資格更新制度にeラーニング・eテストを2015年12月より試行予定です。また、今日“家電”は、家(スマートハウス)や街(スマートコミュニティ)の新たな潮流により大きく変化しようとしています。このような新しい知識ニーズに対応できる資格制度づくりを行っています。2016年度には、スマートハウスを舞台とする新たなビジネスに必要な知識習得を進める資格制度の導入を予定するなど、さらに事業改革を進める計画です。CBTソリューションズ社とは、これまで以上にパートナーシップを強化し、人材育成・資格認定事業における先進的事業モデルを共に構築したいと考えています。