CBT

JASMO公認CRC試験/公認SMA試験

日本SMO協会 様
「JASMO公認CRC試験/公認SMA試験」

「JASMO公認CRC試験/公認SMA試験」

試験運営ご担当者 様

「日本SMO協会」は、SMO業界の諸問題について調査・検討を行う場として2003年に設立され、厚生労働省や製薬協会等とも連携し、SMO業界の健全な発展に貢献しています。
「SMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)」とは治験実施施設(医療機関)と契約し、医療機関に おいて煩雑な治験業務を支援する組織です。
当協会は「円滑な治験支援業務」を行うために必要な資質向上を目的として、2005年から「JASMO公認CRC試験」、2014年から「JASMO公認SMA試験」を実施し、累計合格者数は2021年時点で5,000名弱にのぼります。
このような実績を持つ試験において、2020年の新型コロナウイルスの流行をきっかけに、運営課題の解決に取り組むこととなりました。

新型コロナウイルスが試験運営の大きな転換期に。

当協会では新型コロナウイルスの影響以外にも2つの課題を抱えていました。

1つ目は会場数の不足です。地方の受験者は、試験会場が主に都市部に集中しているため、遠方からの長距離移動が必要でした。これは受験者にとって、時間と費用の両面で大きな負担となっていました。
2つ目は、試験運用のコストです。紙試験の運営には多くのスタッフや物理的な資源が必要で、これが高い運営コストの要因となっていました。

これらの課題に対して複数社の提案を受けた結果、CBTS社が他社よりも豊富な試験会場数や試験運営実績があること。さらには、受験者サポート体制も充実している点を評価し、契約するに至りました。

CBT試験への移行が、柔軟な試験運営を実現した。

当協会は、2021年度の試験からCBTS社のサービスを導入しCBT試験へ移行しました。これにより、課題であった会場数の不足と、コストの削減を実現することが出来ました。

試験会場数は4~5会場から全国300会場以上に拡大され、受験者は全国どこからでも受験ができるようになり、地方在住の受験者の移動時間と費用の負担を大幅に軽減することができました。また、試験実施期間も一斉試験から3週間の期間限定試験へと変更し、受験者の都合に合わせて試験日を選択できるようになりました。

試験運営のコストについても、CBTS社のシステムやコールセンターの活用によって、金銭的なコストだけでなく、事務局スタッフによる作業コストの削減にも繋がりました。
今後はCBT試験の利点を更に活かせる施策を検討していく方針です。



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