株式会社CBT-Solutions

Case study

導入事例

一般社団法人 日本CFO協会 様
「経理・財務スキル検定(FASS)」「FASSグローバルテスト」

7ヶ国語に対応したIBTによる検定実施、そして日本国内でのCBTによる検定実施。これら2つをシームレスに実施できる委託会社は、CBTソリューションズ社しかありませんでした。

現場の実務力を測るスキルスタンダードとして、
経理・財務スキル(FASS)検定が立ち上がりました。

経理・財務スキル(FASS)検定は、2004年に経済産業省の委託を受けて実証実験を行い、翌年の2005年に正式な検定としてスタートしました。当時、いわゆるバックオフィス部門のアウトソーシングを進めることによるサービス化、産業化を進めるという政策がありました。経理・財務業務のアウトソーシング、シェアードサービスによる業務の効率化やコスト削減が期待されていたんですね。一方で、サービス・スキルスタンダードが確立されていない中、アウトソーシング先の評価基準や業務に関わるスタッフの評価基準がありませんでした。そういった社会のニーズに応え、経理・財務の「実務力」が測れる検定として、経理・財務スキル(FASS)検定が立ち上がりました。

ペーパー試験からCBTへ、そして外資系CBT配信会社からCBTソリューションズ社へ。
きっかけは、アジア版FASS検定の事業化でした。

実は、FASS検定以外の試験では、ペーパー試験の運営をしていましたので、その利点も問題点もわかっていました。FASS検定は、現場の実務力を測る検定ですから、検定日が年に数回と限られるペーパー試験は、受検者のご要望に応えきれないと、以前から問題意識を持っていました。 受検者が受けたいときに受けられる、受けたい場所で受けられるといったサービスは、世の中にないものかと思案している時に、CBT配信を知りました。当時は、まだまだCBT配信の黎明期で、私どもの選択肢は限られていたため、しばらくは外資系CBT配信会社に委託していました。その後、私どもの戦略が大きく転換したきっかけは、経済産業省の2011年度委託事業として、アジア版FASS検定を立ち上げることになったことでした。

インドネシア、韓国、タイ、中国、フィリピン、ベトナムへの多言語対応を、CBTソリューションズ社のIBTシステム導入により実現することができました。

アジア版FASS検定の構想は、グローバル化、特にアジアへのビジネス展開が進む中、日系企業の日本人スタッフおよびローカルスタッフの経理・財務の実務力を測る検定の必要性から生まれました。2012年の実証テストとしては、日系企業の進出が多いインドネシア、韓国、中国、フィリピン、ベトナムが選ばれ、5ヶ国語対応で行うことになりました。検定試験を多言語で実施することは、構想としてはすばらしいものでしたが、いざ実現しようとすると数々の課題をクリアしなくてはなりません。実現のためには、私どもの意思決定の速さについてきてくれること、そして決定するに当たって必要な選択肢を提示してくれること、つまりスピードと柔軟な対応力が必須でした。外資系CBT配信会社は、実績と安定感はあるものの、スピードと柔軟性は物足りませんでした。
国別参加企業及び受験者数
アジア版FASS検定は、2013年度からCBTソリューションズ社への運営委託をスタートしました。CBTソリューションズ社は、常にスピード感をもって柔軟に対応してくれました。実証実験時の5ヶ国からさらに5ヶ国増え、アジア圏10ヶ国で検定試験を実施していたのですが、その国の言語に対応した試験実施システムをIBT導入により実現しました。インターネット上で検定試験を行えることで、安価にも関わらずセキュリティの面が強化され、各国へのオペレーションの負担も軽減することが可能になりました。

IBTとCBTを、CBTソリューションズ社に一括して委託。
共に成長出来る、ベストパートナーとして今後も期待しています。

「アジア版経理・財務スキル検定(FASS)」をリリースする以前は、経理・財務スキル(FASS)検定は、外資系のCBT配信会社とCBTソリューションズ社を併用して委託していました。しかし「アジア版経理・財務スキル検定(FASS)」を、IBTを利用してリリースすることになった際に、経理・財務スキル(FASS)検定のCBT配信もCBTソリューションズ社1社に絞ることを決めました。IBTとCBTをシームレスに運用できる会社は、CBTソリューションズ社しかありませんでした。企業および個人の受験者、試験問題などの管理を考えると、ワンストップで委託できることが、私どもにとっても効率アップにつながります。 

私どもには、まだまだチャレンジしたいことが沢山ありますが、検定試験は常に安定して実施されていることが大前提として求められます。安定性と成長性の2つを得ることが必要なのです。今後は、アジアのみならず、欧州や米国でも実施したいと考えています。私どもは、2015年に「アジア版経理・財務スキル検定(FASS)」から「FASSグローバルテスト」に検定名を変更し、名実ともにグローバル化を目指すという強い思いを検定名に込めました。世界的に見ても、FASS検定のように実務力を測ることのできる検定試験はありません。IBTを活用することで、検定試験のグローバル化が可能になります。コストやリスクも軽減されるので、市場の規模を測れない際にも、気軽にチャレンジすることができます。FASS検定は、ゴールではなく学ぶきっかけ作りになればいいと思っています。
品質と効率を同時に上げることは非常に困難な道ですが、これからもCBTソリューションズ社と一緒に悩み、壁にぶつかっても解決の道を探していくことで、さらなる成長をし続けていきたいですね。