【永久保存版】CBT事業者選定マニュアル
「CBTを導入したいが、どの業者に頼めばいいか?」
「どのような基準で選定すればよいのか?」
CBTというキーワードが注目を集めるようになって、CBTがどのようなサービスなのか?イメージはあるけど、いざ導入となった場合に何を基準にすればいいのか?
多くの方は戸惑うのではないかと思われます。
今回は、CBT事業者を選定をするときのポイントを、当社・CBTソリューションズが選ばれる理由を交えながら解説します。
CBT事業者を選定するポイントは?
選定ポイントを上げると、主に以下が候補になるのではないかと思います。
1.導入実績の豊富さ
2.コストの安さ
3.CBT会場数の多さと稼働率
4.サービスの柔軟性
こうして4つを取り上げると、どれが一番大切なのか?という質問を受けそうですが、結論から言えば、これらすべてのトータルバランスで考える必要があり、どれか一つに絞って決定するものではないと当社は考えております。
一つ一つにフォーカスして各ポイントの確認と、どうバランスを取るべきかを確認してまいりましょう。
導入実績の豊富さ
サービスを導入している主催者が多いと、検討されている方々は安心されるかもしれません。しかし、導入実績も様々です。どのような導入実績があるのかを正しく把握し、評価する必要があります。
例えば、
・国内試験の導入実績数が多いのか?
・海外試験の導入実績数が多いのか?
で、評価も変わってくるでしょう。
海外と国内では試験の考え方も異なるため、参考にならないケースがあります。
そのため、国内試験の導入実績が多い業者を選択すべきです。
国内試験の場合、同じ国内の別試験を参考に制度設計がなされているケースがあります。例えば、免除制度、遅刻の取り扱い、再受験規定等は類似するケースが多々あります。
このような類似試験を取り扱った事のある導入実績のある業者の方が、導入プロセスにおいて的確なアドバイスを行える可能性が高いはずです。
また、導入実績からは少し外れますが、実績をどのようにアピールするかによっても見方が変わります。
例えば、
①CBT試験の年間実施数1位をアピールしているケース
②CBT試験の会場運営国内受託数1位をアピールしているケース
③CBT国内試験団体導入実績数1位をアピールしているケース
この3つ、どれも1位をアピールしているわけですが、お気づきの通り観点が異なります。「①」は試験実施数を、「②」は会場運営の受託件数を、「③」は導入団体の実績数を、それぞれアピールしています。
この例で言えば、当然「③」をアピールしているCBT事業者を選定すべき事は、すでにここまで読まれてきた読者であれば、ご理解頂けるのではないかと思われます。
コストの安さ
コストをチェックする際、気を付けるべきポイントは見積りの金額だけではありません。見積もりに「どこまでのサービスが含まれているのか?」も、見逃してはいけない重要なポイントになると思います。
CBT業者毎に見積もりに含めているサービス内容が異なるため、サービス範囲を正しく理解して比較検討する事が重要になります。
例えば、当社の場合、見積りの中に受験者サポートを実施するためのコールセンター対応の費用も含めておりますが、他社では別料金として定めているケースがあります。
当社の場合、主催者が今後の計画を立てやすいと考えているため、基本的にはトータルコストで提示させて頂いておりますが、他社では特定部分のみフォーカスして、見積もりを提示している事もあるようです。コスト比較の参考にして頂ければ幸いです。
CBT会場数の多さと稼働率
CBT事業者を選定する上で最も気になるポイントが、全国に配置されたCBT会場の数と稼働率ではないでしょうか。他のCBT事業社でも会場数の多さを売りにしているケースはありますが、稼働率まで公にしているCBT事業者はあまりありません。
CBTソリューションズでは、全国47都道府県の第一都市、第二都市、第三都市を中心に、約340会場を超えるCBT専用の会場を用意しております。
『CBT会場の品質は?品質改善の取り組みをご紹介』こちらをご覧ください。
またこれらの会場は、運営規定上、週〇回以上運営をする事が義務付けられており、受験者に高い利便性を提供し続けております。
他社の例では現在稼働しておらず、過去に配置されていた会場を会場数に含めるケースも見られました。
CBT事業者を選定する際は会場数だけでなく、稼働率も併せてチェックする事をおすすめ致します。
サービスの柔軟性
最後に、重要でありながら、見過ごされやすいポイントにフォーカスします。
事業計画とは、多くの場合、計画当初からズレが生まれやすいものであり、社内外の環境要因によって大きく影響を受けるものです。
事業を進める上で、試験仕様を改変することもあり、システム面や運営面において変化を加えたくなる事もあるでしょう。
そのような場合、サービス仕様がガチガチで柔軟性がないサービスでは、事業成長のドライブではなく、逆に阻害要因となってしまう可能性にすらあり得ます。そのため、CBT事業者を選定する際は、将来の事業拡大の可能性も視野に入れて選定すべきであると考えられます。
また、将来の事業構想をCBT事業者と共有する事は、2つの点においてメリットがあると思われます。
一つは、事業構想を両社で共有することで、事業の成長計画が描きやすくなる事が上げられます。主催者側の動きに伴走してCBT事業者も内部リソースを確保するため、スムーズな連携が可能になると予想されます。
次に、CBT事業者の力量を図る道具として使う事も可能だと考えます。
事業構想を踏まえ、CBT事業者が単なる下請けではなく、事業拡大のためのパートナーとして行う提案や助言を通じて、本当に適切なパートナーなのかを見極める良いきっかけにも繋がるのではないでしょうか。
試験事業は時に変化が求められるものです。そういった変化に柔軟に対応できるCBTサービスである事も重要な選定要因となりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
まとめ:バランスを考える
以下の通り、選定ポイントを4つご説明させて頂きました。
1.導入実績の豊富さ
2.コストの安さ
3.CBT会場数の多さと稼働率
4.サービスの柔軟性
ここまで、それぞれのポイントに焦点を合わせご説明させて頂きましたが、最終的に選定をする際はバランスを考える事が重要です。コストが安すぎると必要なサービスを受けられない可能性がありますし、必要のないサービスまで含めると、逆に費用が高まる可能性があります。また、導入実績が少ないと運営に支障をきたす可能性もあります。
そのため、一つ一つの要素にフォーカスしつつ重視すべきポイントを定め、重視するポイントを軸に、それぞれのポイントの許容範囲を定めていく事が選定する上で重要であると考えます。CBTソリューションズでは、ご紹介した4つのポイントを軸に、CBT導入のご提案を行っております。
導入を決定していなくてもご相談やご興味がおありの場合はぜひ「お問い合わせ」よりご連絡ください。