試験データ分析サービスとは?
About this service
当社のCBTサービスを導入する事で、問題データを管理する簡易なアイテムバンク機能から採点処理、古典的試験理論による簡易分析までのサービスを標準に利用する事が可能です。
またIRT(Item Response Theory)理論を活用したCAT(Computer Adaptive Test)モデルや分析サービス等もオプションでの対応が可能です。 良質の試験を作ることは、試験主催者の義務です。
認定制度の基準を正しく設定しなければ、合格すべき受験者が不合格になり、また逆のことが起こりかねません。そういったことが無い様に、試験問題の分析を行うのは非常に大切なことです。但し、従来の試験分析サービスは値段が高すぎてなかなか試験主催者には手が出しづらい分野でもありました。 当社では各種高度な試験分析理論を研究し、最適な分析のためのデータを絞り込み、それらをプログラム化しました。そのことにより、スピーディに低コストで高度な試験分析を行うことが可能となりました。試験全体の得点分布や問題ごとの通過率やGP分析表、合否判定力、信頼性係数、点双列相関係数、注意問題フラグなど、試験問題の修正指標を分析します。
問題分析サンプル

こんなことが可能!
- 1. 出題した問題の良問悪問判定
- 各種統計理論より問題の良問、悪問判定およびその試験開催回の評価を行うことが可能です。選択肢がうまく機能しているか、ひとつひとつの問題が能力の高いものと低いものを見分けているかなど指標を算出します。
- 2. IRTによる各種問題の識別力や困難度の算出や等化処理
- 問題ごとにどの様な能力を持った人に効果があるのか、また困難度はどれくらいの数値なのか等、IRT理論による数値化が可能です。問題は一律に同じ様な点数をつければいいわけではなく、その問題相応の識別力、困難度を持っております。それらを計算することで、問題の評価や利用方法、受験者の真の能力の判断や等化処理を行うことが出来ます。
- 3. 等化処理された問題セットの作成
- IRTを利用することで、多くの問題プールから、どの受験者にも同じ様な点数がでる様な問題セットを複数作ることが可能です。CBT等の出題では多くの問題セットが必要となり、どの受験回でも同じ様な点数が取れる様な調整をする必要があります。
- 4. CAT(Computer Adaptive Test)の開発
- IRTなどを活用することで、受験者に最適な問題を選定し出題をしていく適応型試験を作ることも可能です。この試験モデルはCATと呼ばれ、より短時間、少ない問題で受験者の能力を正確に測ることが可能となり、昨今注目されているモデルとなります。