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CBT-ソリューションズ採用コラム   >  数学とAIを駆使し、3年かけて特許取得プロダクトを開発。「システム開発管理部」で唯一無二の価値を発揮。

社員インタビュー 2025.9.1

数学とAIを駆使し、3年かけて特許取得プロダクトを開発。「システム開発管理部」で唯一無二の価値を発揮。

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大学院で数学の研究に打ち込まれた後、Web制作会社に就職。システム開発などの経験を経て、約9年前にCBTSに転職された池野さん。現在はシニアスペシャリストという立場で、独自のプロダクトを次々と生み出すなど、同社にとって唯一無二ともいえる存在です。今回はそんな池野さんに、独自システムの開発秘話や働く上での魅力などを語ってもらいました。

お世話になった「試験」に関わり、「キャリアを活かす」の2軸が決め手に。


──CBTSに転職されたきっかけと、現在活躍されている部署での役割について教えてください。

前職で培ったキャリアを活かせる新天地を探している中、転職エージェントからいくつかの企業を紹介してもらったのですが、当社は事業内容が他のシステム会社とはまったく違う「異色な存在」でした。子どもの頃から学ぶことが好きで、試験をたくさん受けてきたからこそ、CBTというビジネスには強く惹かれるものがあったのです。

そこで、「自分の経験を活かすことができ、好きな業界を支援することで社会貢献にもつながる」という志望動機と合致した当社への入社を決意しました。現在は、各サービスなどを開発する「システム開発管理部」という部署に所属し、AI関連や適応型テスト用ライブラリなどの開発を手がけています。

──特許を取得している「SmartCBT」について、開発者の立場から詳しくお聞かせください。

一言でいうと、「難易度が最適化された試験問題セットを生成するシステム」です。詳しく説明すると、時間や会場を自由に選べるCBTにおいて、「難易度バランス」と「問題漏洩対策」を両立させることを可能にしたサービスになります。

ストックされている大量の問題の中から、単純な無作為抽出で出題するだけでは難易度にばらつきが生じてしまいます。そこで、各問題の難易度や出題枠などのデータを用いて、全体としての難易度が最適化された試験問題セットを生成するアルゴリズムを開発。この仕組みにより、出題される問題が異なっても、試験全体の公平性が担保されるのです。

──リリースに至るまでの、開発秘話はありますか?

これまで世の中になかったサービスなので、「ゼロイチ」を生み出す大変さがありました。結果としては、大学院で研究した数学の基礎理論を土台にIRT(項目応答理論)を習得しつつ、ITやAIの知識を蓄えながら模索を続けたことで、3年後にアイデアが湧き出てきたのです。

ただ、開発秘話というほどのことではないのですが、このように試行錯誤する日々は楽しい期間でもあったので、振り返ると自分が「根っからの研究者気質」なのだと気付かされました。

エンジニア経験にAIの知見を蓄え、次々と新サービスに着手。


──生成AIを利用した作問生成サービス「Smart Test Maker」について詳しく教えてください。

試験問題の作成は「常に新しい問題を作り続けなければならない」「既存の問題をメンテナンスしていく必要がある」という課題があります。同じ設問を繰り返した場合、受験者に暗記されてしまうからです。これまでは作問や確認が手作業で行われていたのですが、この業務を効率化するサービスが「Smart Test Maker」になります。

具体的な使い方としては、4択の穴埋め問題やキーワードをパソコン画面上で選択すると、自動的に複数の問題が作成されます。その中から、「良質な問題」を選択して保存していくというサービスです。効率的に問題を量産できる業務支援ツールになります。

──開発の経緯や苦労された点、やりがいを感じたことなどをお聞かせください。

営業部門から「こんなサービスがあれば、クライアントに喜ばれるのでは?」という企画が浮上し、まずは私の方でプロトタイプを開発。その後、東京の大規模展示場で開催されたビジネスマッチングのイベントに参画し、多くの方に興味を持っていただく機会になりました。

苦労した点は、作問領域に関する知見が不足しており、プロトタイプから大きくブラッシュアップする必要があったことです。そこで無料のトライアル期間を設け、ユーザーに利用してもらうことで、ニーズを抽出しました。そこで得られたフィードバックをもとに、どのような機能が必要かについて企画・検討するプロセスを踏み、ようやく完成に至りました。

やりがいとしては、こうした試行錯誤そのものも楽しかったですし、開発に使用した『Gemini』(※)からの返答をよりよくするための作業の中で、AIに対する知見やテクニックが磨かれている実感を味わえたこともうれしい経験でしたね。

※Google社が提供するAIモデル

──項目応答理論(IRT)を用いた適応型テスト(CAT)用ライブラリの開発について教えてください。

CATとは、受験者の回答の正誤から能力値を推定し、次の問題を選択した上で、最終集計を行なうテスト方式です。クライアントからの要望を受けて開発に至ったもので、機能の性格上「能力値の推定やスコア算出に間違いが許されない」という絶対条件がありました。そのため「仕様書の完全精査」「実装品質を担保する、コードレビューの徹底」「入出力の整合性を検証するユニットテスト」に注力した記憶があります。

仕事も家族も大切にできる魅力。男性の育児休暇の先駆者に。


──1年間、育児休暇を取得されたと伺っています。そのときのエピソードを教えて下さい。

今、子どもが3人いるのですが、コロナ禍で2人目が生まれました。上の子がまだ2歳で私も妻も実家が遠方ということもあり、気軽には頼れない中で、保育園がいつ休園になるかわからないという状況でした。「このままでは仕事に集中できないし、私生活も維持できない」と考え、会社に育児休暇を相談したところ、了承を得ることができたのです。

その間は在宅勤務などもなく、丸1年育児休暇を取得したのですが、振り返ると「あの一番大変だった時期に休みをいただいたことで、今の幸せな家庭を築けている」と、しみじみ感じます。また、その後に男性社員が普通に育児休暇を取得できるようになったので、その先駆者になれたことも、喜ばしい気持ちです。

──システム開発管理部では、どのような人物を求めていますか?

まずは「最後までやりきるメンタリティ」です。また、ありがたいことに取引先が非常に多いため、同時に別の業務を推進できる「マルチタスク能力」が求められる状況です。

あとは「既存サービスをブラッシュアップする」「クライアントの要望を受けて、さらに次元の高い価値を提供する」といった機会が多いので、「問題解決ができるエンジニアになりたい」という方は、特に活躍の場が広がることでしょう。現在、システム管理部は15名(2025年6月時点)。新たな仲間をお待ちしています。

──入社を検討されている方へ向けてメッセージをお願いいたします。

当社では、国家試験やそれに類するような資格取得に関する業務の支援など、社会のインフラを整備する業務を担っています。エンジニアとして、「日本を支えるような自社サービスを開発する環境で働きたい」という方も大歓迎ですし、「AIなど最先端の技術を使って、新規事業を立ち上げたい」という野心に溢れる方も、全社をあげて応援する職場です。どちらのタイプの方も力を発揮できる会社なので、興味がある方はぜひ当社の門を叩いてください。

>>システム開発管理部の募集要項はこちら

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